生命保険を知るからには、その起こりを知りたい!という方もいるかと思います。
そもそも人間は昔から集落生活や大家族生活の中で、危険にあって不幸になった者をお互いに助け合うという共同保障の工夫をしてきました。しかし、産業発展に伴い、社会的分業が行われるようになり、家族の単位が小さくなってくると、一家の主な収入を得ている者が死亡した場合に残された家族の生活の影響はかつてないほど大きくなってきました。
そこで考え出されたのが、相互扶助の理念によって助け合う生命保険の仕組みです。
日本では慶応3年(西暦1867年)、福沢諭吉が欧米の近代的保険制度を紹介したことが発端となり、明治時代に入って生命保険会社が設立されました。
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